サバイバルゲームを楽しんでいるみなさんは、きっと「飛距離」についてはかなり重視されているはず。
むしろ「飛距離なんて気にしないよ」なんて人はいません。サバイバルゲームにレギュレーションが決められているのがその証拠です。みんなが“我こそは”と飛距離を求めるせいで起こる、いわゆる“パワーアップ競争”。それを防止するものとして「初速(パワー)」が制限されているのです。
もちろん現在は法律のうえでパワーに上限がありますが、それでもみんなその範囲内でできる限りの「初速(パワー)」を求めている、つまり「飛距離」を求めているのです。みんなが上限ギリギリのパワーで切磋琢磨しているのです。
「でもパワーが同じだったら飛距離も同じじゃないの?」
と、ひと昔前ならみんなそう思っていたことでしょう。今やホップアップシステムもほとんどの電動ガンに装備されているので、パワー以外で飛距離の差が出るとは思えません。
ところが!
サバイバルゲーム向けカスタムショップとして、フォートレスの技術と意地で研究した結果、パワー以外での飛距離アップ手法を発見しました。今やレギュレーションを守って飛距離を伸ばすことが可能になったのです!
いくつかの手法を用いて、レギュレーションを守ったまま飛距離を伸ばすことを可能にした、フォートレスのロングレンジカスタムをご紹介します!
サバイバルゲームで使うエアーガンの「飛距離」を求めるとき、その計測方法が「実用的なものかどうか」が重要です。
たとえば同じ銃でも空に向けて撃ちあげれば、かなりの飛距離が稼げますがサバゲで実用的とは言えません。
▲狙って当てられない距離を「飛距離」と言われても納得できませんよね?
そこでフォートレスでは、「飛距離」を「サバイバルゲームで使える『飛距離』」と定義しています。厳密な基準は「ゼロインマニュアル」のページでくわしく紹介していますので、あわせてお読みください!
▲フォートレスでは「飛距離」をしっかり定義しています。
くわしくは「ゼロインマニュアル」をごらんください。
▲カスタムガンの試射で毎回やっているゼロインの方法を詳しくご紹介しています
逆に、いわゆるサバイバルゲーム用なので、空き缶やコインのようなワンポイントを狙う必要はありませんし、敵に1発でも当てられればヒットです。いわゆる「当たり判定」もサバイバルゲームに合わせて“フルオートで狙って撃ったら、人間大(より少し小さめ)の標的にちゃんと届いて当たる”ぐらいに考えています。
サバイバルゲームで1対1の勝負になったとき、「(相手に弾が)届くか、届かないか」の差は重要です。敵よりも遠くから狙うことができればそのままアドバンテージとなります。
そもそも相手に弾が届かなければヒットさせることすらできないですし。
▲「当たったら負け」がサバゲだから、飛距離の差は勝敗を決めるのだ
格闘技風にいえば「リーチが長い」ようなもので、敵からの攻撃が届かないところから攻撃できれば有利だ、というわけです。まあ、当然といえば当然ですね。
「届く・届かない」の差は1対1の勝負だけに有利なわけではありません。サバイバルゲームは「敵を『狩る』」戦いでもあるのです。たとえば多くの敵と対峙したときには、飛距離があるほど狙える範囲が広がって、その結果ゲットできる敵の数が増やせるメリットが生まれます!
▲飛距離に余裕があればゲットできる敵の数が増やせるのだ
飛距離が伸びれば、これまで狙わなかった距離の敵までゲットすることが可能になります。手っ取り早く『狩り』の戦果を上げたいとき、飛距離を伸ばすことはとても効果的な方法のひとつといえます。
言うまでもなく、フォートレスのロングレンジカスタムは「遠距離専用チューン」ではありません。それはつまり、「遠くの敵に当てられるんだから、近くの敵はもっとカンタンに当てることができる」ということ。
▲遠くの敵に当てられるんだから、近くの敵には苦労しないよね
言い換えれば、ロングレンジカスタムを使うと、これまで苦労していたような距離が近く感じるというぐらい、苦もなく狙えるということでもあるのです。
フォートレスが飛距離にこだわって研究を重ねた結果、いくつかの手法で「飛距離55メートル超!」を達成できたチューンアップカスタムを「ロングレンジカスタムシリーズ」としてまとめました。
それぞれのタイプには飛距離アップの手法の違いがあります。また対応できる機種にも違いがありますので、各タイプ別の解説でくわしくごらんください。
![]() 次世代電動ガン(M4シリーズ)対応のロングレンジカスタム。「速いHOP回転」で「重量弾」を飛ばすシステムになっており、インナーバレルのショート化も施すため、サブマシンガンモデルにも搭載可能なロングレンジカスタムです。 |
![]() ピストンがフルストロークである「タイプAB」「タイプSTD」の各チューニングに対応するロングレンジ化チャンバーシステム。 通常のホップアップシステムでは初速が低下していた「適正HOP」の状態で最適な初速が得られる画期的なチャンバー加工です。 |
![]() →【くわしくは近日公開】 現在、一部の海外製電動ガンに採用されている「ロングストロークシリンダー」搭載のメカボックスにのみ組むことのできる特別なチューニング。タイプLRの元になったシステムであり、いわばロングレンジカスタムの理想型といえるものです。 |
おおよそ10日となっております。