TMPの進化形『MP9』のピストルバージョン『TP9』が新登場。 STEYR社のTMPを土台に、サプレッサーや各種銃器用レイルシステムの製造で知られるスイスの銃器メーカー『B&T』(ブルガー&トーメ)社が独自の改良を加えて開発した小型マシンピストル『MP9』。ベースとなったTMPの各部に現代戦において必要とされる様々な要求事項が盛り込まれ、より熟成されたモデルとして完成されました。

TMPの優れた部分はそのままに、昨今のトレンドであるレイルシステムが標準装備され、拡張性が飛躍的に向上。セフティはグロックピストルのようなトリガーセフティに改修され、即応性に優れた仕様となっています。

更にTMPでは後付けのオプション扱いだったストックも、サイドスイング式のフォールディングストックが標準装備されるようになり、射撃精度とフルオート時のコントロール性の向上に貢献しています。

MP5シリーズと同等の性能を持ちながら、大型拳銃並みのサイズに抑えられ、高い火力と秘匿携帯性を両立させた小型火器として、プロフェッショナル達の注目を集めています。

TMPに一般市販向けピストルタイプのSPPというバリエーションが存在したように、MP9シリーズにも同じような位置付けの『TP9』がラインナップされています。MP9では標準装備となっていたストックとフォアグリップがオミットされ、代わりにアンダーマウントレイルを追加。シルエットの小型化とともに拡張性も向上。

SPPはセミオートのみの仕様でしたが、TP9には軍/警察関係向けのセレクティブファイアモデルもラインナップされており、よりコンパクトな自動火器を必要とする要人警護部隊などに納入されています。

この『TP9』を、KSCが実銃同様MP9をベースにモデルアップ!アンダーマウントの追加で3面レイル仕様となり、バーティカルグリップやフラッシュライト、レーザーサイトなど、お好みやシチュエーションに合わせた幅広いセットアップに対応します。

実銃同様ストックはオミットされていますが、フルオート射撃の機能はそのままで、攻撃力の高いサイドアームとして、インドアフィールドを中心に大活躍しそうな予感です!