トカレフことTT33の後継機種として開発され、1950年代に旧ソ連軍の制式拳銃となった『PM』（ピストレット・マカロバ/マカロフ型自動拳銃）。ワルサーPPの基本構造を参考に独自の改良点を盛り込んで設計されており、パーツ点数などの簡略化により信頼性を向上させています。

　使用弾はロッキングシステムを持たないストレートブローバック機構で使用できる弾薬としては上限ともいえる威力を備えた9mmマカロフ（9mmx18）弾を採用し、小型ながら必要十分な威力を実現。またフレーム左側面には外装式スライドストップも追加されており、高い操作性も付与されています。

　このマカロフPMを、KSCがガスブローバックハンドガンとしてモデルアップ！コンパクトサイズながら好評のSYSTEM 7ブローバックエンジンの搭載により、快調な作動が楽しめます！

　限定カスタムモデルとなる『ブルガリアンPMスケルトン』は、旧ソ連の衛星国の一つとして大きな存在感を誇ったブルガリアでライセンス生産されたPMをモチーフとしており、スライド上の刻印も同国/アーセナル社の輸出向けバージョンの仕様を再現。さらに新規製作されたスクエア型トリガーガードやフィンガーレスト付きマガジンといったフィーチャーが盛り込まれています。

　外観上の最大の特徴はクリア成型された樹脂製グリップで、マガジンの両サイドに添付されたカートリッジステッカーと相まって、往年のカスタムガン『ASP』（※S&W M39をベースとしたサブコンパクトカスタムで、ヨーロッパ駐在のCIAエージェントのサイドアームとして支給されたことで有名）を思わせるスケルトングリップ仕様に仕上がっています！

　全長：160mm
重量：500g
装弾数：10+1発

※ダミーカートステッカー仕様の専用マガジンは別売りがございません。別売りのスペアマガジンはノーマルバージョンとなります。