米国のコルト社が1958年～1973年にかけて販売していた護身用小型拳銃『ジュニア・コルト』。センターファイア式拳銃弾としては最小の弾薬の一つである25ACP弾を使用するシンプルブローバック式自動拳銃であり、『コルト・ポケット』/『コルト・25オート』などの愛称でも知られています。

　ベスト・ポケットの愛称で親しまれたM1908が1948年に生産中止となった後、その空白を埋めるべくラインナップに加えられた製品で、スペイン・アストラ社が製造していた『アストラ・カブ』に刻印の打ち替えや若干の仕様変更を加えたものをコルト社が輸入し、自社ブランドで販売するという形が取られていました。外国製小型拳銃の輸入が禁止された1968年以降はコルト社による国内生産に切り替えられ、1974年まで供給が続けられています。

　M1908がFN M1905の流れを汲むストライカーファイアリング/ハンマーレス設計だったのに対し、ジュニアコルトはオーソドックスなハンマー外装式となっており、小型ながら存在感のあるフォルムが特徴となっています。

　この『コルト・25オート』を、マルシンがブローバックモデルガンとしてリリース！手の平サイズのボディに複雑なメカニズムが凝縮された実銃の魅力が見事にモデルアップされています！

　バレルがスライドの固定キーの役割を果たす独特の分解手順やマガジンを抜くと自動的にトリガーがロックされるマガジンセフティ機構もリアルに再現。スライド/フレームはHW（ヘビーウェイト）樹脂製で、可能な限り重量を稼いでいます。

　発火用カート（※5mmキャップ火薬使用）5発付属。

※材質や設計上の制約もあり、一般的なブローバックモデルガンと比べて快調な作動が望めない場合がございます。製品の仕様ですのであらかじめご了承下さい。