第2次世界大戦中、アメリカ軍が世界に先駆けて全面配備したセミオート式小銃、ガーランドこと『M1ライフル』。同時代の各国製主力小銃の多くがボルトアクションによる手動連発式で装弾数も5発前後であったのに対し、ガーランドは8発の弾薬をアンブロック・クリップで一括装填でき、なおかつ射撃姿勢を崩すことなく引き金を引くだけで連射することができたことから、当時としては非常に優れた火力を備えていました。

　構成部品が完全に規格化されていたことから、異なる個体間でパーツを融通し合うことができる完全な互換性を備えていたことも当時としては画期的で、ガーランドの高い稼働率に貢献。後に米軍の正式ライフルとなったM14も、セレクティブファイア機構及び着脱式20連マガジンの採用を除けば基本構造はほぼガーランドのシステムをそのまま踏襲しており、その完成度の高さが伺い知れます。

　この『M1ガーランド』を、海外トイガンメーカー『ICS』が電動ガンとしてモデルアップ！射撃モードは実銃同様セミオートオンリーとなっており、メカボックスにFETを搭載することで切れの良いセミオート射撃を実現しています！

　クリップ装填式の実銃に対して本製品は着脱式マガジン式にアレンジされており、実銃で言うクリップラッチボタンを操作することで、ワンタッチでマガジンの交換が可能。またクリップラッチボタンを操作することでダミーボルトをホールドオープン状態に保持することもでき、ホップ調整も容易に行なえます。

　木製ストックが標準装備となっている点も大いに魅力！第2次大戦再現行事系サバイバルゲームのメインアームとしてもオススメです！

＜製品仕様＞
●全長： 1,100mm
●重量：3,600g
●装弾数：42発（スペアマガジンｘ1本付属）
●電動ガン/セミオートオンリー
●バッテリーコネクター：ミニ規格