マルシン製発火式モデルガンシリーズ

　 　第2時世界大戦当時、英軍の制式拳銃として採用されたダブルアクションリボルバー『エンフィールド No.2 Mk1』。ウェブリー＆スコットが製造したMK-IV/MK-V系リボルバーの設計をほぼフルコピーしたようなデザインを持ち、ウェブリー同様前部のヒンジを支点としてバレル/シリンダー周りが展開するトップブレーク・フレームの採用が特徴となっています。

　フレームのブレークに連動してエジェクターが自動的に空薬莢を排出する機構を備え、一般的なDAリボルバーと比較してスピーディな再装填が可能。設計の母体となったウェブリーリボルバーが455ウェブリー弾を使用するのに対し、No.2 Mk1はダンケルクの戦いで多数の兵器/装備を失ったことに伴って米国から供与されたS&W ビクトリーモデルに使用される38S&W弾と互換性のある38ウェブリー弾を使用することと相まってサイズが一回り小型化されており、マッシブな米国製リボルバーとは一味違った細身のシルエットが魅力となっています。

　この『エンフィールド No.2 MK1』を、マルシンが発火式モデルガンとしてモデルアップ！実銃の特徴的なトップブレイクデザインやエジェクター機構、トリガーメカがリアルに再現されています！

　『スター』モデルは主に戦車兵用として支給されたバリアントで、狭い戦車の車内での引っかかりを防ぐためハンマーのスパー（指掛け）を削除し、ダブルアクションのみとしたモデル。ABS樹脂製フレームにメッキを掛けた上から、実銃のブルーイングに近い手法で黒染めを施した『Wディープブラック』仕上げにより、樹脂製モデルガンとは思えない重厚な金属感を実現しています！

　スムースタイプの木製グリップも標準装備。7mmキャップ火薬を使用して、迫力ある発火も楽しめます！