タナカワークス製コッキングエアガンシリーズ （ボルトアクション:USMC:スカウトスナイパー:ベトナム戦争）

　USMC（米海兵隊）のスカウトスナイパー（偵察狙撃兵）がベトナム戦争初期に運用したボルトアクション式狙撃銃『M40』。過去に配備されたスプリングフィールドM1903やウィンチェスターM70に代わる海兵隊専用狙撃銃として、レミントンM700のアクションをベースに海兵隊のウェポンエンジニアの手で製作されたカスタムメイド品で、優れた命中精度と戦場での蛮用に耐えうる耐久性を併せ持つ傑作として高い評価を受けました。

　改良型に当たるM40A1以降のモデルは高温多湿の環境下におけるストックの変形/膨張が及ぼす命中精度への影響を払拭するべく、グラスファイバー強化樹脂製ストックが標準装備となっていますが、最初期型であるM40はM700市販モデル同様のウォールナット製ストックがそのまま採用されており、外観上の顕著な特徴となっています。

　このM40初期型『ベトナムモデル』を、タナカワークスがボルトクション式エアコッキングガンとしてモデルアップ！2015年に限定リリースされたM40ベトナムモデルはレシーバー周りがセラコート塗装となっていましたが、今回リリースされるベーシックモデルは仕上げを一般的な黒染めに変更することで、よりお求めやすい価格設定となっています。

　セラコート以外の仕様は限定モデルと全く変わらず、フォルムにこだわったウォールナット製ストックや、1960年代当時の仕様を忠実に再現したバットプレートやスイベルリング、レシーバーに打刻された管理番号など、ナム戦スカウトスナイパーファンも納得の仕上がりとなっています！