自動拳銃黎明期における傑作として世界中でベストセラーとなったモーゼル（マウザー）ミリタリーシリーズ。当時としては優れた信頼性と高威力を併せ持ち、軍用、民間用を問わず高い人気を誇りました。

　その人気の高さからコピー品も多数生産され、中にはスペインのアストラ製のようにオリジナルには無かったフルオート射撃機能を持つモデルも存在。本家を凌ぐ人気を博したことから、マウザー社も純正セレクティブファイアモデルであるM713/ライエンフォイヤーおよびその改良型であるM712/シュネルフォイヤーを開発、市場に投入しました。

　M712は前身であるM713の、射撃時の反動でセレクターが勝手に切り替わってしまうという欠陥を改修した改良型で、専用のホルスターストックを装着することで簡易サブマシンガンとして運用することが可能。その独特のスタイリングと、フルオート射撃の可能な自動拳銃というプロフィールから、今なお銃器ファンの間で絶大な人気を誇っています！

　このM712をマルシンが発火式ブローバックモデルガンとしてモデルアップ！7mmキャップ火薬を使用し、実銃同様セレクターの操作によるセミオート/フルオート両モードでの射撃が可能なマシンピストルとなっています！

　完成品バージョンと組立キットの2種をラインナップ。オプションとして20連ロングマガジンも用意されています。