その力強く優美なフォルムと優れた命中精度から、登場から60年以上を経て今なお絶大な人気を誇るコルト社製357マグナムリボルバー『パイソン』。そのカリスマ性から映画や漫画、アニメへの登場の機会も多いモデルですが、コルトパイソンを愛用する有名キャラクターと言えば、なんといっても北条司氏の人気コミック『シティーハンター』の主人公『冴羽獠』（さえばりょう）でしょう！

　原作コミックおよびアニメ版、パラレル的続編にあたる『ANGEL HEART』全編を通じて4インチバレルのパイソンが獠の愛銃として登場しており、彼の超人的な射撃の技量と相まって、ファンに強い印象を残しました。原作初期頃のエピソードではパイソンにサイレンサーを装着して使用しているエピソードがありますが、銃器に対する造詣が深いことで知られる北条司氏も現実的ではないと指摘しつつ、漫画的な『お約束』として敢えて登場させたと発言しています。

　このシティハンター仕様のパイソンカスタムを、タナカワークスが正式なコラボレーションモデルとして製作！原作の設定に合わせた4インチバレル仕様のガスガンをベースに、専用サイレンサーを組み合わせています。

　実銃ではシリンダーギャップからの燃焼ガスのリークが発生するため、リボルバーにサイレンサーを装着しても大きな効果は期待できませんが、ペガサスシステム採用のケースレスガスガンであるタナカワークス製パイソンR-Modelをベースとしたことで優れた静粛性を実現！サイレンサーの構造は実銃用を参考としたバッフル式を採用しています。

　シリンダーをスイングアウトした時に見えるフレームには、原作において獠のパイソンのカスタマイズを手掛けた伝説的ガンスミス『真柴憲一郎』のイニシャルである『KM』と、愛車のナンバープレートに因んだ『E1919』(いぃイクイク)のシリアルナンバーが刻印され、キャラクターモデルとしての個性を際立たせています！

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