タナカワークス: モデルガン本体 九四式自動拳銃 前期型 HW ダミーカート

商品コード 4537212007870
通常価格 ¥35,200 税込
¥29,920 税込
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国産自動拳銃の父『南部麒次郎』元陸軍中将によって設計され、その他国製拳銃には見られない独特な設計とデザインで知られる『九四式自動拳銃』。当初は民間向け護身用拳銃として販売されましたが、将校や航空機搭乗員、挺身隊向けとして1934年に帝国陸軍準制式拳銃に制定され、採用年度(皇紀2594年)の下二桁から九四式と命名されました。

 軍の制式拳銃であった14年式自動拳銃と同じく日本独自規格の8mm南部弾を採用していますが、十四年式と比較してサイズが格段に小型化されており、グリップの形状も当時の日本人の平均的体格により適合した設計となっていました。また、輸入品で高価だった外国製拳銃に比べて安価な点も評価されており、1945年の生産終了までに約70,000丁が製造されたといわれています。

 構造的な特徴としてシアーバーが外部に露出しており、この部分を押すと容易に暴発が起こるため、この拳銃を鹵獲/調査した連合軍からは『Suicide Pistol』(自殺用拳銃)などと揶揄されましたが、旧軍では平時の拳銃携帯時には弾倉を装填せず、薬室を空にしておく事が規定となっていたため問題にはならず、事実運用時における暴発事故の記録も残っていません。

 一部では粗悪な欠陥品というレッテルを貼られている向きもありますが、十四年式に比べて作動の信頼性も高く、米国内で行われた実射テストでもその命中精度の優秀さが評価されており、ユニークなデザインと相まって一部に熱狂的なコレクターも存在しています。

 この『九四式自動拳銃』を、タナカワークスがダミーカート式モデルガンとしてモデルアップ!昭和初期に生産された前期型の仕様をリアルに再現しており、ブローバック機構は備わっていないものの、実寸で製作された8mm南部弾のダミーカートを使用して手動による装填/排莢を楽しむことが可能。マガジンを抜くと自動的にトリガーがロックされるマガジンセフティや露出型のシアーレバーといった九四式ならではの機構も再現されています!

※本製品はモデルガンであり、BB弾の発射はできません。

※当製品は原則としてお取寄せとなります。流通在庫状況によってはご用意できない場合がございます。予めご了承ください。