量産品ハンドガンとしては世界最強の威力を誇ると言われる、米国S&W社の超大型リボルバー『M500』シリーズ。44マグナム用のNフレームより更に一回り大型なXフレームを採用していますが、それでもシリンダーの装弾数を5発に制限せざるを得なかったことからも、その規格外なサイズが見て取れます。

　数々のハードコアカートリッジを手がけてきたCo-Bon社とS&W社の共同開発によってリリースされた『500S&Wマグナム弾』は口径こそデザートイーグル用の50AE弾とほぼ同じですが、薬莢の長さがより大きく取られており、44マグナムのおよそ3倍にもおよぶパワーファクターを実現。その反動は凄まじく、『安易に射撃した場合射手の健康は保障できません』という異例の注意喚起がなされるほどでした。

　当初の開発目的はハンドガン史上最強の座にS&Wが返り咲くためという多分にエゴイスティックなものでしたが、大口径ライフルよりコンパクトかつ高威力なフィーチャーが熊などの野生動物に対する護身用として注目され、ハンターやアウトドアキャンパーにも一定の需要を持つ製品となりました。

　このM500を、タナカワークスがモデルガンとしてモデルアップ！外観や内部メカの再現性に加え、Ver.2以降の製品は各部の刻印も実銃準拠のリアル仕様となっています。

　PC マグナムハンターはS&W社内のファクトリーカスタム部門であるパフォーマンスセンターで生産された特別仕様で、上部に20mmレイルを配した6.5inバレルの先端には500S&W弾の強烈な反動を低減させるためのマズルブレーキが標準装備されています。

　実銃の持つイメージに合わせて使用カートも7mmキャップ火薬を最大3個セットできるトリプルキャップ仕様となっており、従来のモデルガンのレベルを超える発火音とマズルフラッシュを楽しめます！

※本製品はモデルガンです。BB弾の発射機能はありません。
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